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2009年 07月 13日

6月22[月]19:00 セミナー:藤森照信[建築史家、建築家、東京大学教授]、西沢大良[建築家]

東京ガス・スミカ・プロジェクトに見る住まいのミライ
6月22[月]19:00-

19:00-19:30 藤森さんによるレクチャー
藤森さんによって語られるプリミティブは、建築史的な原型からスタートする独特な視点がおもしろい。石器時代の洞窟住居が、暗い穴ではなく明るくオープンで見晴らしがよいものであるという発見的な視点、床面と壁面の接点を斜めに納める、広からず狭からず三間四方の九間といった藤森さんの世界は歴史的原型に対する解釈やプランや断面のみならず、設計のプロセス、材料とその扱い、外構に至るまで濃厚に広がっていた。
★感想レポート/保坂猛

19:30-20:00 西沢さんによるレクチャー
西沢さんによって語られるプリミティブは、光の中の生活である。空からの光がさんさんと降り注ぐ宇都宮のハウスは興味深い。光と風を通すスラブが地面の上に浮いているというコンセプトは、断面計画や構造計画において如実に現れる。屋根スラブを支える柱は実は鋼管杭でその先端は地中の礫層に到達している。基礎のスラブは無きに等しく、床暖房やフローリングのための下地のための土間に見える。模型での光のスタディーでぼんやりした光のかなに強い直射光の重要性を発見するシーン、線香を使った模型段階でのスラブの風洞実験など、ここに至るまでのプロセスが語られ貴重であった。
★感想レポート/保坂猛

20:00-22:00 質疑応答
1時間の予定であった質疑応答は、閉館時間まで押してしまう熱狂となりました。お時間を超過した上、夜遅くまで懇親会にもお付き合い頂きました藤森さん、西沢さんに心より御礼申し上げます。有り難うございました。/保坂猛

セミナー終了後、藤森氏、西沢氏を囲んで軽く打ち上げ。[SUMIKA Project]の施工費交渉術など「ここだけの話」も聞けて楽しい会でした。それにしても両氏には「まじめに」「ユーモラスに」「時にスパイシーに」建築を語っていただいて時間が経つのを忘れてしまいました。どうもありがとうございました。/安田博道

☆オフィシャルフォトグラファー:ナカサ アンド パートナーズ(本ブログ内の写真版権は全てナカサアンドパートナーズ帰属します)
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by jia_seminar_2008 | 2009-07-13 13:02


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