2009年 09月 14日
-------------------------------------------------------------------------------------------------- Project3 越後妻有アートトリエンナーレ2009を体感する-03 今年で4回目を迎えた「大地の芸術祭」。会期中、作品の一つである光の館やコテージに宿泊し、妻有を回る。参加作品のアートや建築のほか、隈研吾氏や内藤廣氏の建築にも足を伸ばし、棚田、集落、森を訪ね、そして、食を楽しむ。作品を体感し、現代美術、そして、地域とは何かを考える。 1. 7月31日[金] 2. 8月1日[土]|現地セミナー:北川フラム[大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009総合ディレクター、新潟市立美術館館長、女子美術大学芸術学部教授、アートディレクター] 3. 8月2日[日] ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 第3日目、最終日となりました。 今日は、バタフライパビリオン(ドミニク・ペロー)ーうぶすなの家(1段目)ー十日町キナーレ(原広司:2段目)ー十日町情報館(内藤廣)ー十日町博物館ー絵本と木の実の美術館(田島征三:3段目、4段目)ー再構築(行武治美:5段目、6段目)ー最後の教室(クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン:6段目)ー家の記憶(塩田千春:7段目)ーポチョムキン(カサグランデ&リンテーラ:8段目)というスケジュールでした。 昨日の北川さんのレクチャーで、咋夏、52日間で1400万円売り上げたという話の出た「うぶすなの家」を訪れました。 アートで地域のブランド価値は上がり、たくさんの人が訪れているとしても、それが、地域の経済にどのように結びついて行くのかな、と思っていましたが、その萌芽が、ここのようです。陶芸家のグループの作品が、家の中にちりばめられ、その中で、集落のお母さんたちが食事をふるまっています。地元の食材を使った料理が評判とのこと。 町から離れた山里で、特別のシェフが腕を奮う訳でもない、地元の人によるビジネスの成功を見ると、アートが、地域を掘り起こし、地域づくりのためのアートとなる次のステップへと、深化を始めたようです。 残念ながら、今回はいただけませんでしたが、次回は是非、というか、時間が足りず、その他にも、あれもこれも、次に回さざる得ないものばかりの妻有ツアーでした。 そして、最後は、ポチョムキンにて、スイカによる乾杯。皆様、お疲れさまでした。/石井大五 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------------------------------- ★JIA建築セミナー2009/建築デザインに刺激を与える様々な人がやってくるセミナー。 ☆開催日 :毎月3回程度開催(夏休み期間を除く) ☆開催場所:外苑前をメインとして全国各所、神出鬼没♪ ☆コンセプト:’「もっと深く、もっと広く」 ─JIA建築セミナーは一回性にこだわりたい ☆2009実行委員長 :渡辺真理&木下庸子 ☆2009実行委員(五十音順):石井大五[フューチャースケープ建築設計事務所]/石川静[NTTファシリティーズ]/大成優子[大成優子建築設計事務所]/川辺直哉[川辺直哉建築設計事務所]・/田口知子[田口知子建築設計事務所]/中辻正明[中辻正明都市建築研究室]/早瀬幸彦[久米設計]/保坂猛[保坂猛建築都市設計事務所]/安田博道[環境デザイン・アトリエ] ☆オフィシャルフォトグラファー:ナカサ アンド パートナーズ(本ブログ内の写真版権は全てナカサアンドパートナーズ帰属します)
by jia_seminar_2008
| 2009-09-14 14:12
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