2008年 12月 15日
プロジェクト3 「今日の住宅設計に共通する課題はあり得るか」 07 9月13日[土]13:00-原邸見学 08 9月16日[火]19:00-21:00 鴨長明『方丈記』を皆で読んで:原広司[建築家]、植田実[編集者] 09 9月27日[土]14:00- 森山邸見学 10 9月30日[火]19:00-21:00 ボルヘス『エル・アレフ』を皆で読んで:原広司、西沢立衛[建築家] プロジェクト3第一弾はあの、原邸の見学です!! 写真アーカイブをお楽しみください♪ まさに都市の中に迷い込んだよう。 本当に、すばらしい空間体験です 感想文ー原邸見学/ 石井大五 晴天に恵まれ、環境のインターフェイスである原邸の、光や時間の移ろいを、十分感じ取れた見学だった。 共同設計者であり、竣工以来、35年住み続けたアトリエファイの原若菜さんが、解説の中で、具体的な例を示し、年月が建築の上に映し出されるという話をなさったのが、印象に残った。 建築家が、歳月をどうイメージするべきか、という示唆であると同時に、小さな建築が、時間や社会の変化の中で生き抜くための方法が伝わって来るようである。 35年前、森の中の一軒家だった原邸は、開発による激変で、今や、住宅街の中の小さな森になってしまった。それでも原邸が生き残れた理由、それは、時代から距離を置いた優れたデザインだったこと、そして、若菜さんのご説明のように、どこにでもあるふつうの材料、シンプルなデザイン、在来構法でつくり上げたことも、貢献したのではなかろうか。子供でも塗り直せた杉板の外壁や、もっとも廉価な材料として選んだラワン合板など、すべてが、今でもローコストで流通し、痛めば、簡単に交換可能である。 時間まで見据えて、建築をどう構想すべきか、原邸はその優れた実践だった。 記録 ひとりWEBマスター By Shizuka ISHIKAWA より ★JIA建築セミナー2008/建築デザインに刺激を与える様々な人がやってくるセミナー。 開催日 :毎月3回程度開催(夏休み期間を除く) 開催場所:ヒミツ♪ コンセプト:’建築を「立体的」に考えよう「ヨコのトモダチ」をつくろう’ 委員長 :渡辺真理&木下庸子 実行委員(五十音順):石井大五/石川静/遠藤政樹/大成優子/下吹越武人/田口知子/田中俊行/中辻正明/保坂猛/丸目明寛 本ブログ内の 写真版権は 全て ナカサ アンド パートナーズに帰属します。
by jia_seminar_2008
| 2008-12-15 20:57
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